診療案内
診療科及び各部門 外来化学療法室 薬剤の取扱い基準
医療安全管理室 セカンドオピニオン外来   緩和ケア外来
 
  緩和ケア外来受診について   緩和ケア初めに  
緩和ケアチームメンバーそれぞれの役割   緩和ケアチームへの相談は?     緩和ケアチームへ依頼から介入までの流れ  
緩和ケアのまめ知識   緩和ケア研修会のお知らせ    緩和ケアチームの風景   
           
緩和ケア外来の開設について

各種のがん(悪性疾患)で、治療の早期から「からだ」や「こころ」「生活のしにくさ」などのいたみを伴う患者さん・ご家族の方を対象に、入院のみでなく外来での治療を行う必要性があることから、緩和ケア外来を開設することとなり
ました。

  緩和ケア外来とは?
がん患者さんとご家族の困っている症状(いたみ・吐き気・息苦しさ・きつさなど)をやわらげ、体のことだけでなく、こころのつらさや生活上のつらさもやわらげるよう外来にて支援することです。そして、できるかぎり皆さまが、自宅から通院しながら自分らしい生活を送ることができるようサポートしていきます。

◆ 緩和ケアとは
  緩和ケア外来受診について

1.診療内容

    (1) からだの痛みや、息苦しさ、吐き気などによるつらさ、生活上の困
       りごとを抱えている患者さんへの対応
    (2) 患者さんやご家族のこころのつらさへの対応
    (3) 病棟での緩和ケアチーム介入からの継続診療
    (4) 緩和ケアや緩和ケア病棟・ホスピスに関する相談 
       
   2.対象患者

  当院に受診している、がん患者さんおよびご家族のかた

 *院外の方の申し込みは、下記の連絡先(緩和ケア室)までご相談ください。

 
   3.外来受診の方法
     (1)   まず、緩和ケア室にご相談ください。
        *問い合わせ先は下記をご覧ください。
     (2)  緩和ケア外来を予約してください(完全予約制です)
     (3)  予約した日時に、1階外来カウンターにて氏名と「緩和ケ
     ア外来受診であること」をお伝えください。

     (4)   2階 緩和ケア室までお越しください。
     (5)   緩和ケア担当医・緩和ケア認定看護師が面談をおこない
     ます。
 
   4.診療予定

  診療日:毎週月曜日 15:00〜17:00 11時間、12名まで)

  * 土日の予約は受け付けておりません。
  *   緩和ケア外来は、完全予約制となっております。
    5.担当表


15:0017:00


赤嶺

 
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  6.問い合わせ先    緩和ケア室へ

 大分県立病院 緩和ケア室
 〒870-8511 大分県大分市大字ぶにょう476
  電話 097-546-7111
  内線 2202  PHS 5556(谷口)

 

大変申し訳ございませんが、土日・祝日のお問い合わせは、行っておりません

 
 緩和ケア初めに

緩和ケアとは

緩和ケアとは、患者さんやご家族に対する、痛みやその他の症状コントロール、心理面、社会面の苦痛の緩和を含み、がん末期の方だけでなく、がんと診断されたときからがんの治療と並行して提供できるケアのことをいいます。
つまり、緩和ケアとは患者さんとご家族の困っている症状をやわらげ、体のことだけでなく、こころのつらさや生活上のつらさもやわらげるよう支援することです。そして、できるかぎり皆さまに自分らしい生活を提供することを目的としています。

緩和ケアはいつでも受けられます
緩和ケアは、がんと診断されたときから、いつでもうけることができます。
以前は、緩和ケアはがんを治すための治療が難しくなった患者さんに対して行うものと考えられていました。
しかし今では、つらさを取って、自分らしく生きていくことは、病気の時期を問わず、大切なことだと考えられるようになっています。

緩和ケアチームとは
緩和ケアチームは、痛みや気分の落ち込みなどをやわらげるための専門のチームです。がん患者さんが「こころ」と「からだ」の調和を保ちながらその人らしく生活できるよう、また、治療にのぞめるようにさまざまな視点からサポートをします。

緩和ケアチームメンバーは
痛みなどのからだの症状を緩和する医師
気分の落ち込みなどこころの症状を緩和する医師
緩和ケアを担当する看護師
・お薬の使い方を説明する薬剤師
お食事の工夫や相談を担当する栄養士
生活のつらさや経済的な問題について相談を受けるソーシャルワーカー
このような多職種メンバーで、「からだ」「こころ」「生活」などのさまざまな視点からサポートをします。

大分県立病院では、入院中・外来通院中の患者さんに対して、主治医、担当看護師だけでなく、「緩和ケア」を行う医療チームとして「緩和ケアチーム」が活動しています。また、退院された後も必要に応じてそのケアを継続できます。

大分県立病院 緩和ケアチームメンバーは、
赤嶺晋治 (呼吸器外科部長)
谷口由美 (専任看護師)他看護師3名
大森由紀 (薬剤師)
稲垣孝江 (管理栄養士)
楠本緑  (医療相談員)
峯真奈美 (医療相談員)
森永克彦 (精神科医師)
・二宮大雅 (精神科医師)
各病棟と外来には緩和ケアリンクナースもいます。

以上のメンバーで「緩和ケア」を提供しています。
   
 当院の緩和ケアチームの構成
 
※ 緩和ケアチームは、主治医や担当看護師・緩和ケアリンクナースと協力し合いながら、患者さんとご家族のつらい症状の治療をします。
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緩和ケアチームメンバーそれぞれの役割


身体症状を緩和する医師

がんに伴う各種の痛みがやわらぐよう、医療用モルヒネや鎮痛剤・ステロイド・抗うつ薬・抗けいれん薬などを使用して普通の生活をしながらがん治療を受けられるよう援助します。
                                      (赤嶺晋治)

精神症状を緩和する医師
患者さんとご家族のこころの痛みをやわらげるため、直接的な面談とともに、病棟・外来でケアに関わるスタッフに適切な情報提供およびアドバイスを行ないます。
                      (森永克彦・二宮大雅)

看護師
患者さんとご家族の「からだ」「こころ」「生活」のつらさを軽減できるよう、症状のマネジメントやコントロール、また、患者さんおよびその家族とのコミュニケーションを図り、一緒によい方法を考えていきます。緩和ケアチーム看護師として、主治医・看護師や緩和ケアチームメンバーとの連絡調整を行うことも役割のひとつです。
                                      (谷口由美)

薬剤師
痛みに対して使用されるお薬やその他のお薬について、お薬の使用方法、効果と特徴、副作用とその対策などについて説明を行ないます。また、患者さんが使用しやすい薬の形(粉にしたほうがよいか?など)への要望に対処します。
患者さんが不安なくお薬を使うことで痛みを軽減できるようサポートに努めます。
                          (大森由紀)

管理栄養士
病状の進行や治療により、痛みや飲み込みにくさがあるときや食欲が落ちたときなどに、食品の選び方、調理や食べ方の工夫について、患者さんやご家族の方の声を聞きながら必要な栄養をとっていただくお手伝いをします。
食べることは、患者さんの楽しみや生きる希望につながります。緩和ケアにおける栄養サポートは、栄養状態の改善をめざすだけでなく、患者さんやご家族のQOLの向上に少しでもお役に立てればと考えています
                          (稲垣孝江)

医療相談員
医療相談員(MSW)は患者さんやご家族の社会的、経済的な側面での支援を行います。患者さんとご家族が安心して治療に専念できる環境を整えるお手伝いをしています。

 
患者さんやご家族の希望する生活に添う医療機関の紹介
  在宅での生活のために必要な制度や機関の紹介
  社会保障や社会福祉制度などの利用の相談
  医療費の支払いなど経済的問題の相談
  療養中の不安や心配事の相談

その他、「どこに相談してよいのかわからない」という場合もご相談ください。解決方法を一緒に考えたり適切な相談先をご紹介します。
                                (楠本緑・峯真奈美)

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緩和ケアチームへの相談は?
 ◆ 患者さんやご家族の方から希望する場合は、主治医や担当看護師・病棟師長にご相談ください。また、主治医や看護師が緩和ケアチームと連携して緩和ケアを提供した方が患者さんのために適切であると判断した場合は、主治医や看護師のほうから患者さんやご家族に相談させていただくこともあります。
 ☆相談内容は、以下のようなものがあります
・痛みやその他の症状(息が苦しい・体のだるさ・吐き気・むくみなど )で体がつらいとき
・気分がおちこんだり、不安な気持ちで落ち着かないとき
・薬について分からないことがあるとき
・栄養のことで専門の担当者に話をきいてもらいたいとき
・これからの生活が心配なとき
・どこに・誰に相談していいのか分からないときこのように苦しいこと や心配なことの相談に対応しています。
 
緩和ケアチーム依頼から介入までの流れ

緩和ケアチーム介入の依頼がありますと、主治医や看護師は緩和ケアチーム依頼書を提出します。依頼を受けたチームの担当者(緩和ケアチーム医師・看護師)は、病棟や外来で情報収集をした後、治療計画書の作成とともに、患者さんとご家族との面談を行います。患者さんとご家族と一緒に目標を決め、緩和ケアチームの活動を開始します。 しかし、緊急の場合は治療計画書の作成前に急いで対応することもございます。
 

依頼書の提出後は、主治医や病棟看護師と協働しながら、患者さんやご家族と面談や看護ケアを繰り返し、患者さんとご家族を含め、みんなで一緒によい方法を考えていきます。
注意:緩和ケア治療に関しても、基本的には主治医が方針を検討しています。

大分県立病院緩和ケアチームは、緩和ケア室が設置されており、緩和ケアチーム専従看護師がいます。できるだけ早急な対応ができるように活動しております。

おひとりで悩まずに、一緒によい方法を考えていきましょう。

どうぞお気軽にご相談ください。 

 
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緩和ケアのまめ知識
 
!医療用麻薬は危険な薬ではありません

× 医療用麻薬を使うことは死期が近いことを意味する
→かつては医療用麻薬に関する知識が十分でなく、また、長期投与の経験も少なかったことから、末期の患者さんにしか投与しませんでしたが、現在では、医療用麻薬について医学的知識も十分に蓄積されてきており、痛みの程度に応じて初期の段階から積極的に用いる場合が増えてきています。

× 医療用麻薬は一度使い始めるとやめられなくなる
→ 麻薬の不正利用が原因で「麻薬=中毒物質」という印象がすっかり定着していますが、医療用麻薬を痛みのある患者さんに使った場合は、中毒にならないことが現在証明されています。
理由:依存は、神経を興奮させて快楽をもたらすドパミンという物質が分泌されることで起きますが、痛みのある人はドパミンの分泌が抑えられており、オピオイド鎮痛薬を投与してもドパミンが過剰に分泌されることはありません。

× 医療用麻薬を使うことにより死期が早まる
→ かつては末期の患者さんに投与される場合がほとんどであったため、医療用麻薬の投与が死期を早めると勘違いされていたようです。現在では、医療用麻薬を用いてきちんと痛みをとることにより、体力や精神力が回復し、結果として寿命が延びる場合が多くみられます。

!医療用麻薬の副作用にはどのようなものがあるのでしょうか
便秘:服用開始直後から継続的にみられます。医療用麻薬の鎮痛効果が続くように便秘も持続します。便秘対策としては、お通じをよくする薬を定期的に服用します。

吐き気:吐き気は医療用麻薬服用開始直後にみられますが、たいていは2〜3週間でなくなります。医療用麻薬服用開始とともに吐き気止めを併用することで問題となることはほとんどありません。

眠気:眠気も医療用麻薬服用開始直後からみられます。副作用としての眠気も考えられますが、同時に、今まで痛みで眠れなかったのが痛みが軽減したために、今までの睡眠不足が解消され、よりいっそう眠く感じられる場合も多いようです。眠気も数日たつと、気にならなくなります。 車の運転は控えるようにしてください。

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緩和ケア研修会のお知らせ 
平成24年6月9・10日に医師対象の緩和ケア研修会を行います。
 
 
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緩和ケアチームの風景
 週に1回火曜日に緩和ケアチームカンファレンス・
病棟ラウンドを行っています。
 
   
 カンファレンス風景写真   

火曜日以外でも、適宜病棟ラウンドや多職種メンバーの対応を行なっています。
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